スタディサプリEnglishのビジネス英語コースを申し込む決め手のひとつが、付帯サービスとして日常英会話コースもついてくるという部分でした。ところがこの日常英会話コース、オマケの域を超えた膨大なコンテンツです。具体的にどんな内容なのか、レッスンやトレーニングの量などをレビューします!
日常英会話コースの付帯サービス変更についてはこちら
この記事はこんな人におすすめ
・スタディサプリENGLISHのビジネス英語コースについてくる日常英会話コースはどんなものか気になる
・スタディサプリENGLISHに取り組んでみようかどうか悩んでいる
・スタディサプリENGLISHの新日常英会話コースかビジネス英語コースか悩んでいる
スタサプEnglish ビジネス英語コースについてくる日常英会話コース 教材の内容は?
スタディサプリのビジネス英語コースを申し込むと、オンライン英会話セットプランでも通常プランでも、「日常英会話コース」が無料で利用可能です。
コース選択で悩んだ時、日常英会話コースの付帯サービスがあるというのが決め手のひとつになりました!
この日常英会話コースの教材は、Lv.1~Lv.7の7レベルで構成されており、各レベルに合わせて大きく3つのストーリーが展開されます。
・一般的な日常表現や言い回しを理解し、自己紹介などのやりとりができるようになる。
・家族や仕事のことなど日常的に使われる表現を理解し、情報交換ができるようになる。
・家族や仕事のことなど日常的に使われる表現を理解し、情報交換ができるようになる。
・仕事、学校、レジャーでの話題や個人の関心事について、脈絡のある文を作りながらやりとりができる。
・抽象的・具体的な話題や複雑な内容を理解し、緊張せずに流暢かつ自然にやりとりできるようになる。
各レベルごとに、目安となる英語力が英検®️のレベルで案内されており、Lv.1は英検®️5級程度~Lv.7は英検®️準1級程度となっています。
英検®️5級程度~準1級程度!
かなり幅広い学習に対応してるってことですね~
では、それぞれのレッスンのボリュームはということ・・・
日常英会話コース 教材のボリューム、コンテンツ量は?
日常英会話コースはLv.1~Lv.7の7レベルで構成されています。
ひとつのレベル内でレッスン1からレッスン240までに分かれており、これが7レベル分あるので・・・つまり全部で1,680レッスン!!
ピョーーーー! 1,680レッスン !!!
これは当分コンテンツが尽きることはなさそうです。。。
もちろんLv.1から順番に進めていってもいいと思いますが、これだけのレッスン量があれば、自分のレベルに合わせて途中からスタートしても「すぐに終わってしまう」ということはなく、しっかり学習できそうです。
自分にあった教材を選ぶのに役立つ「レベルチェック」のクイズも用意されていますので、まずは気楽にレベルチェックしてみると良いかもしれません。
また、レベルごとに担当の先生が変わり、レッスン内容に合わせた講義動画を視聴することができます。先生が変わるというのも、レベルが変わった時にちょっとした達成感や高揚感、新鮮さにつながって楽しめるポイントです。
では、トレーニングの内容はというと・・・
日常英会話コースのトレーニング内容は?
ビジネス英語コースについてくる日常英会話コースの各レッスンは5つのトレーニングで構成されています。
このトレーニング内容が「新日常英会話コース」あるいは「ビジネス英語コース」と異なるポイントです。 新日常英会話コースは1つのレッスンの中に8つのトレーニング、ビジネス英語コースは9つのトレーニングが用意されているので、日常英会話コースの5つのトレーニングは少し少ない印象があります。
ですが、書き起こしや発話トレーニングがきちんと含まれていて、しっかり取り組めばなかなかやり応えはあると思います。
日常英会話コースのトレーニング内容
レッスン内容をヒアリングして質問に答えるトレーニング
聞き取った英語をタイピングして文字起こしするトレーニング(書き起こし)
もう一度全体の流れを聞いて、ポイントを確認するトレーニング
対応する文法の解説動画や、レベル担当の先生の解説動画を見ることもできます。
登場人物の一人を選んで会話の中で発話するトレーニング(マイクを使った発話トレーニング)
登場人物の数だけ違ったパターンの練習ができる
重要表現を使って、日本語を見て英語で発話するトレーニング (マイクを使った発話トレーニング)
特に、STEP5のクイックレスポンスというトレーニングは、日本語を見て制限時間内に英語で発話する、というトレーニングなのですが、これはなかなかうまく発話できず手ごわいです。。。ビジネス英語コースのトレーニングでいうところの「 瞬間発話プラクティス 」トレーニングに相当しており、ビジネス英語コースでは設問数が3問なのですが、日常英会話コースでは5問用意されています。このように難易度高めのトレーニングもセットされているので、個人的には「トレーニング内容が薄い」と感じることはありません。
このような5つのトレーニングが1,680レッスン分ある・・・ということは、×5トレーニング=8,400コンテンツ!恐れ入ります。
ビジネス英語コースのトレーニング内容はこちら
日常英会話コースの注意ポイント
教材の数、レッスンやトレーニングのボリュームはたっぷり!の日常英会話コースですが、ちょっと気になる点もあります。
日常英会話コースの注意ポイント
・単語帳の機能はビジネス英語コースのみ
・日常英会話コースのストーリーはオンライン英会話の教材として取り上げられない
・大人の学び直しという視点で、シーンや表現のイメージをしにくい場面がある
スタディサプリEnglishのアプリについている機能として単語学習があります。ビジネス英語コースの場合、全23レッスン、2,242単語の単語帳の暗記的な学習をすることができます。この単語帳はビジネスシーンにおける英会話での頻出単語が厳選されているとのこと。日常英会話で必要な単語ももちろん充実していますが、特にビジネスシーンで押さえておくべき単語が選ばれた内容になっているようです。
付帯サービスの日常英会話コースのトレーニングは、ストーリー仕立ての教材に沿った上記5つの内容のみで、日常英会話に特化した単語帳の機能はありません。
また、オンライン英会話セットコースを選んだ場合、ネイティブキャンプの教材はビジネス英語コースのストーリーに沿った教材となります。日常英会話コースの内容に合わせた教材はありません。ですが、英会話セットコースを選んだ場合は、せっかくのオンライン英会話回数無制限!なので、何度も回数を重ねて日常英会話コースで疑問に思ったことや確認したいことをフリートークとしてお話してみるのもいいかもしれませんね!
最後に、日常英会話コースのストーリーは、楽しく明るい雰囲気で進んでいきますが、レベル1-3の主人公は中学生ですし、その後の登場人物も若めの設定ということがあり、私のように40代から再学習しよう!という世代には、出てくる例文やシチュエーションが少々現実離れしているところがある気がします。
例えば、上述の「クイックレスポンス」のトレーニングでの例文は「僕、この公園で初めて自転車に乗ったんだ」という内容です。この和文を見て「I rode a bicycle for the first time in this park.」と発話する、というトレーニングなのですが・・・
誰かにこんな話をする未来はまずなかろう・・・
このような例文は、実際に使うシーンをあまりイメージできないことから、頭に入って来にくい感じがしました。(なので余計にクイックレスポンストレーニングは手ごわいです。お気づきでしょうか・・・上述の画像でこのトレーニングが「もう少しがんばりましょう」になっていたことを。)
もちろん、イメージしやすいシーンや表現もたくさん出てきますので、あくまで確率と個人の印象の問題ですし、裏を返せば難しいトレーニングに取り組むことで普段使わなそうなシチュエーションの英語ですらぱっと組み立てて口から出てくるようになれば、ものすごい進歩と言えそうです。
まとめ ビジネス英語コースについてくる日常英会話コースはやりがい満点!
スタディサプリEnglishのビジネス英語コースに付帯してくる「日常英会話コース」は、全1,680レッスンものボリュームがあり、対応レベルは英検®️5級程度~英検®️準1級程度までと大変幅広い内容です。レベル毎にストーリー仕立てになっており、担当講師の講義動画や文法の動画を視聴できるなど、コンテンツの量は膨大と言えると思います。
ビジネス英語コースと比較すると、ストーリー設定や表現がやや若めの設定になっているので、大人世代にはかえって難しい場面もありますが、トレーニングはヒアリングの書き起こしや発話など、バリエーション豊富でとてもやりがいがあります。
申し込んだ当初はビジネス英語教材についてくる嬉しい「オマケ」的な認識でいましたが、オマケの域は完全に超えてます!
大人の再学習でビジネス英語コースを軸に学びながら、ちょっと雰囲気を変えたい時に日常会話コースに取り組んでみる、あるいはプラスαで挑戦してみる、という具合にいろいろ使えてお得感もやりがいも満点のアプリです!
詳しいコンテンツ(レッスンの内容)は、無料の7日間トライアル期間(スタディサプリENGLISH 7日間無料体験
えいえいおー!
※上記は全て執筆時の情報です。詳細は公式HPをご確認ください。
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