イン・ハー・シューズ(In Her SHOES)は、2005年に公開されたキャメロン・ディアス主演の映画です。ちょっと前の映画ではありますが、とてもシンプルで分かりやすい日常英会話の表現が多く、会話スピードも速すぎないので大人の英語学習にオススメ映画だと思います!
今回は、イン・ハー・シューズ(In Her SHOES)を題材に、使えるフレーズ・気になるフレーズをまとめてみました!
この記事はこんな人におすすめ
・イン・ハー・シューズ(In Her SHOES)はどんな映画か気になる
・海外映画のセリフを英語学習に活用したい
・日常英会話におすすめの海外映画を探している
イン・ハー・シューズ(In Her SHOES) あらすじ
弁護士として堅実なキャリアと生活を築いている姉ローズと、容姿端麗で奔放な妹マギー。まったく違うキャラで衝突しつつもお互いの存在が大事という姉妹をトニ・コレットとキャメロン・ディアスが演じています。
二人の姉妹が、それぞれが抱えるコンプレックスや葛藤に悩みながらも、自身の道を見つけて歩みだし解き放たれていく様子が描かれています。二人の祖母であるエラ役のアカデミー賞女優シャーリー・マクレーンの存在感が大きく、ストーリー全体としては重たすぎないニュアンスで描かれて、最後にはホロリとくるヒューマンドラマです。
英語表現はシンプルで、短めの英文で小気味よく展開する会話表現が多く、そのまま使えそうなシーンも豊富です。
イン・ハー・シューズでローズとサイモンが食事をするシーンの英語表現をチェック
では、シーン別に、いろいろな英語表現をチェックしてみましょう!
(※一部ネタバレになりますので、これから観る人は注意してください)
まずは、仕事を辞めた弁護士の姉ローズが元同僚のサイモン・スタインとばったり出くわし、ランチに向かうシーンです。
Simon: Rose! Rose Feller!
Rose: Oh, Stein.
Simon: How are you? Man, you look great. Not sick at all.
Rose: Why would I look sick?
Simon: Oh. That’s one of the rumors.
Rose: There are rumors?
Simon: …How about that? Lunchtime. Hey, how does Japanese sound?
Rose: I’m not hungry, Stein.
Simon: Oh, there’s no such thing as not hungry for sushi. Come on. We’ll bill it to one of your old clients.
誰かにばったり出会って、食事に誘うシーンです。「How does Japanese sound?」(日本食とかどう?)というのは会話でも良く出てきそうな表現ですね!
not at all:少しも~~ない Not sick at all. 少しも病気に見えない。
rumor:噂
続いて、ランチしながらローズの退職理由についての噂を話すシーンです。
Rose: What are the other rumors?
Simon: Rumor one, mysterious illness. Rumor two, head-hunted by Pepper and Hamilton.
Rose: Come on. What’s rumor three?
Simon: …Affair with a partner gone bad. Don’t worry. Most people are betting on lupus. Here. Wasabi makes everything better.
サイモンが、ローズが職場恋愛でもめて退職したことを気遣い、「Wasabi makes everything better. 」(ワサビが全てを良くしてくれるよ)と言うシーンはとても印象深いシーンです。
インターシューズのエラとマギーのやりとりの英語表現をチェック
続いて、姉妹の祖母であるエラのところに転がり込んで好き放題の生活をするマギー(キャメロン・ディアス)を、エラがたしなめるシーンの英語表現をチェックします。
Maggie: Oh. I was just looking for…
Era: For what?
Maggie: Sorry, I …
Era: Wrong dresser. It’s in the sock drawer.
Maggie: What is?
Era: My cash. That’s what you were looking for, right? That’s what you want.
Maggie: No. God.
Era: Well, I guess after being absent for some 20-odd years or so, I can’t expect you to want to have a relationship with me. How much? How much money were you hoping to get from me?
Maggie: I don’t know.
Era: Yes, you do.
Maggie: I want to go to New York. Maybe act. I think I’d be good at it.
Era: Umm, clearly. How much do you need?
Maggie: Three grand.
Era: That you would not have found in the sock drawer. How much do you have? Well, I won’t give you 3000 dollars, but I’ll do this. They need help over at the Assisted Living Center. You get that job, stop loafing around here like some princess, and I will match what you earn, penny for penny.
Maggie: You would do that? Why?
Era: Because I’m your grandmother.
マギー(キャメロン・ディアス)は、この会話がきっかけで嫌々ながらも仕事をするようになり、だんだん自立の道を歩んでいきます。エラおばあちゃんの愛が感じられる素敵なシーンです。
イン・ハー・シューズのセリフを英語でチェックしたいときは?
イン・ハー・シューズ(In Her SHOES)の英語字幕や英語音声でチェックしたい時は、DVDやブルーレイを購入する方法のほかに、Disney+(ディズニープラス)に入会する方法があります。