スタディサプリには、学習したい内容に合わせてさまざまな受講コースがあります。ひとつのコースを選んで勉強を始めてみると、改めて目標とすべきことが具体化したり、ライフスタイルが変化したりして、受講コースを変更したい場面があるかもしれません。
ただ、今まで取り組んできた学習内容や連続学習日数が途切れてしまうのはもったいない・・・。
大丈夫、スタディサプリにはコース変更を行っても、連続学習日数や学習内容を引き継げる方法があります!
この記事では、スタディサプリのコース変更を行う際に、新しいコースに学習記録を引き継く方法をレポートします。
この記事はこんな人におすすめ
・スタディサプリの受講コースを変更したい
・スタディサプリの受講コースを変更したいが学習記録は残したい
・スタディサプリの契約プランを変更する際の注意点を知りたい
・スタディサプリを途中解約した際の返金について知りたい
スタディサプリを解約したい時はこちら
スタディサプリで受講コースを変えたいってどういう場面?
前述の通り、スタディサプリには小学生・中学生の学習をサポートするコースや大学受験をサポートするコース、そして英語学習をサポートするコースなど、たくさんのコースがラインナップされています。
学生さんでしたら、中学生の時から使っていて、高校生になったので高校コースに変更したい、というライフステージの変化があるかもしれませんし、そろそろ本格的に大学受験に特化したコースに変更したい、という場面があるかもしれません。
また、スタディサプリENGLISHのコースには、TOEIC®対策コースや新日常英会話コース、ビジネス英語コースがあります。TOEIC®対策コースにはパーソナルコーチプランというアップグレードプランがあり、新日常英会話コースとビジネス英語コースには、オンライン英会話セットプランというバリエーションがあります。
どれかひとつのコースを始めてみて、自分なりの学習ペースや目標が可視化されてくると、次のような変化や気づきがあるかもしれません。
- 日常英会話コースを申し込んだけど、やっぱりビジネス英会話が必要になってきた
- 英会話のスタンダードコースで学習中、今後はオンライン英会話のセットプランでもっと会話力を高めたい
- オンライン英会話セットコースはちょっと費用と時間配分がキツいのでスタンダードコースに戻したい
- ビジネス英語コースで会話を勉強しているが、TOEIC®のスコアUPを優先に取り組みたい状況になった
- TOEIC®対策コースで結果が出たので、次は実践的な英会話を学習したい
このように、意外とコース変更を検討したいシーンがありそうです。
スタディサプリの受講コースを変更する手順
では、スタディサプリの受講コースを変更したいときはどのようにすればよいのでしょうか?
残念ながらスタディサプリには「受講コースを変更する」という機能がありません。契約途中でプラン変更を行うことができませんので、受講コースを変更したい場合は、今受講しているコースを解約して新たに希望のコースに申し込む、という手順になります。
例えば、ビジネス英語コースにオンライン英会話を追加したいとき(あるいはその逆で、オンライン英会話をはずしたい時)も、新規の契約に申し込む扱いになります。
この場合、ビジネス英語コース・スタンダードプランの契約とは別に、ビジネス英語コース・オンライン英会話セットプランを新規に申し込み、その後、スタンダードプランの契約を解約(終了)する、という流れになります。
スタディサプリに「受講コース変更」という機能はない。
既存の契約プランを解約し、改めて希望プランに申し込む手順となる。
※学習記録を引き継ぎたい場合は、新旧契約プランの「のりしろ期間」を設ける!(後述)
長期契約の中途解約時には返金のサービスもありますが、金額は目減りしてしまうのでもったいないです。
ちょうど契約期間が終わるタイミングでコース変更すればロスが少なくてすみます!
同じリクルートIDで新規申し込みすれば、学習記録が引き継がれる
新しい受講コースを申し込む際に、学習を引き継ぎたいスタディサプリに申し込んだものと同じリクルートIDで新規契約を行うと、連続学習日数や総学習時間などの学習記録や情報が引き継がれます。
連続学習日数を途切れさせないためには、学習を引き継ぎたい受講コースの契約がまだ残っているうちに、変更したい受講コースの契約を申し込むことが必要です。
同じリクルートID(メールアドレス)で申し込むというのがポイントです!
結果的に、新旧コースの「のりしろ期間」が発生し、この期間は両方のコースの費用がかかることになります。費用面が気になる場合は、既存コースの契約満了のタイミングと、新しいコースの7日間無料お試し期間をうまく組み合わせて活用できるとよいですね!
もちろん、のりしろ期間は、両方の講座を受講できることになります。アプリ版ではそれぞれのアプリを使える期間ということになり、PC版だとログインした際に、どちらの講座もトップ画面から選べるようになります。
TOEIC®対策コースとビジネス英語コースの両方を契約している状況(PC版)
引き継がれる学習記録は、「総学習時間」「総学習回数」「今週の学習状況」「連続学習日数」です。特に「連続学習日数」は、一日一日積み重ねていることが励みややる気になりますので、受講コースを変えても記録を引き継げるのは嬉しいです。
また、スタディサプリENGLISHの場合、どのコースにも共通しているレッスンとして「(旧)日常英会話コース」があります。この「(旧)日常英会話コース」は、受講コースを変更しても学習内容が同期され、記録を引き継ぐことができます。
(旧)日常英会話コースは、スタディサプリENGLISHの共通レッスン。
同じリクルートIDで契約すれば、どの受講コースで学習しても同期されます。
全く同じ画面のスクショに見えますが、ひとつはビジネス英語コース、ひとつはTOEIC®対策コースのアプリで確認しています。完全に同期されています。
旧 日常英会話コースの内容が気になるときはこちら
なお、これまでの学習記録を引き継がず、心機一転、新しい自分で新しいコースにチャレンジしたいときは、新しいリクルートID(メールアドレス)で新プランに申し込めばまっさらな状態で開始することができます。
逆に、これまでと同じリクルートIDで新コースを契約した場合「学習記録のリセット」という機能はなく、記録が積み重なっていく仕様となっていますので、真っ白から取り組みたい人は注意が必要です。
スタディサプリで受講コースを変更するときの注意点
スタディサプリで受講コースを変更するには、受講しているコースを解約して新たに希望のコースに申し込む必要があります。このとき、学習記録の引継ぎや費用についていくつか注意したいポイントがあります。
まず、学習記録の引継ぎについての注意ポイントは・・・
- 学習記録を引き継ぐには、同じリクルートIDで新旧契約の「のりしろ期間」を設ける
- リクルートIDを複数持っている場合があるので、スタサプのリクルートIDを要確認
のりしろ期間については、上述のとおりです。特に、連続学習日数を引き継ぎたい場合は、学習を引き継ぎたい受講コースの契約がまだ残っているうちに、変更したい受講コースの契約を申し込むことが必要です。
また引き継ぎには「同じリクルートIDで申し込み」がポイントになりますが、実はこのリクルートID、以下のようにリクルートが運営する多くのサービスで共通のIDとなっているため、知らない間(?)に複数アカウントを持っている場合があります。
わたしは実際にホットペッパーのIDとスタサプのIDがごっちゃになって大混乱したことがあります・・・
せっかくのりしろ期間を設けようとしたのに、別のリクルートIDで契約してしまった!ということがないよう、スタディサプリに申し込んだ際のリクルートIDをしっかり確認して契約申し込みをすすめることをおすすめします。
次に、大事な費用・課金についての注意ポイントです。
- 契約プランの利用可能期間内に解約しても日割り料金の払い戻しはない
- 契約プランを利用可能期間内に解約した場合、契約期間が残っていても即時利用不可となる
- 契約プランは更新月に解約手続きを行わないと自動更新となる
- 中途解約の場合、条件によって返金の対応がある
スタディサプリの契約をざっくり言うと、「一回申し込んだ契約プランは途中で解約するとその瞬間から使えなくなるよ」というような内容です。
ですので、もし、既存の受講コースで6か月プランや1年プランを申し込んでいた場合は、契約満了のタイミングに合わせて引き続き同じコースを選択するか、別のコースに変更する(改めて申し込む)かを検討すると良いと思います。
また、一度契約したプランは、契約満了前に「契約更新のご案内」が届き、そのまま何もアクションしないと自動的に契約更新となります。
受講コースをダブルやトリプルにして頑張りたい場合はさておき、いろいろ事情があって受講コースを変更したい場合は、更新前に前の契約をきちんと解約することを忘れないようにしましょう!
なお、中途解約で返金対応を希望する場合は、リクルートの問い合わせ窓口に申請をする必要があります。返金額や返金条件は以下の記事に記載しています。
スタディサプリの中途解約と返金が気になるときはこちら
まとめ
スタディサプリは、契約途中でプラン変更を行うことができませんが、同じリクルートIDを使って新たに希望のコースに新たに申し込むことで学習記録を引き継げる仕組みがあります。
たくさんのコースやバリエーションがありますので、これまでの学習成果を引き継ぎつつ、学習プランや目標に合わせてコース変更を検討してみるのもいいかもしれません。
初志貫徹も大事ですが、やってみて分かることもありますし、自分に合うコースを選んで継続することが大事だと思います!
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※上記は全て執筆時の情報です。詳細は公式HPをご確認ください。