大人の英語再学習でTOEIC® L&Rテストにチャレンジしてみようとなったとき、大いにつまづくのが「文法」というパターンの人も多いのではないかと思います。
30年前学習したはずの英文法は、開かずの引き出しにしまい込んでおり、仮に引き出しが開いたとしても中身が散らかっていて何が何やら・・・結果的に、TOEIC® テストのパート5やパート6がチンプンカンプン、文法用語もルールもどこから手をつけていいか途方に暮れているというような。
とほほ・・・
スタディサプリ TOEIC® L&R対策コースは、そんな大人が英文法を思い出す仕掛けがたっぷり盛り込まれています。この記事では、スタディサプリ TOEIC® L&R対策アプリで学べる文法講座のボリュームやレッスン内容をレポートします。
この記事はこんな人におすすめ
・英文法を体系的に再学習したい
・スタディサプリのTOEIC® L&R対策コースの内容が気になっている
・スタディサプリのTOEIC® L&R対策コースで英文法がどれくらい学べるか知りたい
・TOEIC® テストの学習を効率よくすすめたい
・TOEIC® でスコアアップしたい
スタサプ TOEIC® L&R対策コースの文法講座は大きく3つ
スタディサプリ TOEIC® L&R対策コースで、英文法を集中的にピックアップしている講座は大きく3つあります。
スタサプ TOEIC® L&R対策コースの文法講座
- パーフェクト講義内のPart5対策 14レッスン
- パーフェクト講義-英文法編 53レッスン
- 基礎講座内の英文法 30レッスン
ここで言う「講座」とは、まざに学校の授業のようにテーマごとに例題や解説があり、そのテーマに沿った練習問題がある、というような授業スタイルのトレーニングを指します。
「1」のパーフェクト講義では、TOEIC® のパート1からパート7まで、すべてのパートの頻出パターンや問題への取り組み方を体系的に学ぶことができます。
リーディングパートの最初のセクションであるパート5(短文穴埋め問題)は30問で構成されています。リーディング全体100問の約1/3であり、それなりの構成比があります。しかしながら「1」のパーフェクト講義では、このパート5対策の講座は14レッスン。それほどのボリュームはありません。
その代わり、パート5やパート6で重要な「英文法」については「パーフェクト講義-英文法編」として独立したセクションが用意されています。この文法講座は全53レッスンと相当なボリュームがあります。
また、上記画像の緑枠で囲んだ「基礎講座」の中にも英文法講座が30レッスン用意されています。基礎英文法講座では、本当に基本的な文法を簡単な例題と短い動画で分かりやすく解説してくれます。be動詞と一般動詞の違いや時制の話、品詞の種類、関係代名詞のことなど。英文法に苦手意識がある場合は、まずこの基礎講座をのぞいてみると良いかもしれません。
いきなりTOEIC®対策の文法に着手して大混乱するよりも、意外と「基本のき」を思い出して整理しておくほうが、その後の学習がスムーズかも。
パーフェクト講義 英文法編の構成内容をチェック
TOEIC® のパート1からパート7までを網羅したパーフェクト講義とは別に、わざわざ独立している「パーフェクト講義-英文法編」。このセクションが全部で53レッスンも用意されているということは、結局のところ、英文法という要素がすべてのパートに取り組むうえで欠かすことのできないものなのだろう、と推察されます。
苦手だからといってスルーしてはいけないらしい!
英文法は、大人が苦手な暗記や普段使わない専門用語のルールが多く、さらには地味で華やぎがない・・・ということで、学習を始める前からテンションが下がりがちです・・・が、スタディサプリの英文法講座は、テーマごとに関先生がテンポよく解説をしてくれますので、忘れていたことを思い出す楽しさや、新しいことを学ぶ楽しさを持ちながら学習を進めることができます。
ひとつのレッスンは、テーマに合わせた3問のチェック問題、関先生の講義動画5-6分、テーマに合わせた練習問題10問、の3つのトレーニングで構成されています。これが53レッスン分あるわけですから、そのボリュームはかなりのものです。
パーフェクト講義-英文法編の構成内容
実際のレッスンは以下のように進みます。
各レッスンのテーマに合わせたチェック問題を3問解答します。例えば、以下の画像のレッスンのテーマは「現在形の特殊用法。時・条件の副詞節の動詞は、未来のことでも現在形」というテーマのレッスンです。
レッスンのテーマや理解すべきポイントを解説した関先生の「神授業」の動画を視聴します。
関先生は、東進ハイスクールや北九州予備校などで満席・立ち見授業を多数受けもっていたカリスマ講師。さすがだなーと唸るようなテンポの良い語り口はもちろん、暗記に頼らず英語の本質を理解する考え方を教えてくれるので、ロジック好きの大人のアタマに残りやすく、苦手な文法と前向きに向き合うことができます。
参考書だったら「時・条件の副詞節の動詞は、未来のことでも現在形」と読んだ時点で、脳が思考を停止し、ページを静かに閉じて寝ていたと思います。
関先生、ありがとう・・・
各レッスンのテーマに合わせた練習問題が10問出題されます。たった今学んだことを集中して解くことで定着させるトレーニングです。
パーフェクト講義-英文法編は、このように各レッスンが3つのトレーニングで構成されています。53レッスンを順番に取り組む必要はなく、自分が苦手と思っている部分だけピックアップして学習することもできます。
復習トレーニングやAI問題演習で定着学習ができる
このように、スタディサプリの英文法講座はボリュームもたっぷりで、とても充実しています。ただそれだけに「53レッスンもあったら、レッスン30を受けるころにはレッスン15の内容を綺麗さっぱり忘れてしまうのでは?」という懸念があるかもしれません。
勉強する前から、そんな心配ばっかりするのは私だけ?!
スタディサプリのTOEIC® L&R対策コースでは、各トレーニングで間違えてしまった問題や自信がなかった問題を後からまとめて再チャレンジできる「復習トレーニング」の機能がついています。レッスンを積み重ねる合間で、この「復習トレーニング」を行えば、まだ記憶が残っているうちに、効率的に復習を行うことができます。
復習トレーニングのコンテンツ
復習トレーニングでは、過去のトレーニングで間違えた問題だけを解くパターンと、正解したけれども自信がなかった問題も含めて再確認するパターンの2つの方法を選ぶことができます。
「正解したけれども自信が持てなかった問題」は、解答後に「後で復習する」というチェックボックスにチェックを入れておくと復習トレーニングで確認することができます。
後で復習したい問題は、チェックボックスでマークしておく
また、パーフェクト講義である程度「知識」を身に着けたら、AI(人工知能)が苦手問題を検出して問題をカスタマイズしてくれる「アダプティブ講座」に取り組んでみるものよい復習になるかもしれません。
長く学習を続けるにあたって、知識が定着しやすいように工夫されているコンテンツや、重点的に学習したい箇所に集中して取り組める仕組みがあるのは、とてもありがたいと思います。
AIが学習課題を指摘してくれるアダプティブ講座が気になるときはこちら
まとめ
映画や海外ドラマが好きだったり、職場で英語を話せる同僚がいたり、大人になってもなんとなく英語を耳にする環境にある人であっても、腰を据えて英文法に立ち向かう機会はほとんどありません。
また、大人になって英語を再学習する、イコール、話せるようになりたい!という目的で、英会話に重点を置いて学習した場合、多少文法が間違っていても会話が成り立てばよし、というシーンが多くあると思います。
しかし、改めて英文法を勉強してみると、英語全体を整理してとらえることができ、結果的に会話での応用力にもつながるのかもしれないなーと感じます。
とはいえ、文法のテキストや問題集を開いたとたんに全身が拒絶して睡魔が襲ってくるのはなぜなのでしょうか・・・
その点、スタディサプリの英文法講座はテーマごとに関先生がテンポよく解説してくれますので、私の場合、参考書を読むよりはるかに前向きに学習を進めることができます。そして、ひとつでもふたつでも分かることが増えてくると、苦手だったパート5の練習問題にも意欲が湧いてきました。
それぞれの文法講座は、、無料の7日間トライアル期間(TOEICテスト対策(7日間無料体験)
えいえいおー!
※上記は全て執筆時の情報です。詳細は公式HPをご確認ください。